滋賀県教委、退役した実習船を売却へ
NEWS 小学校5年生が船内に泊まりながら琵琶湖をめぐって環境学習に臨む事業を続けてきた滋賀県教委は、昨年3月に退役した学習船を売却する。この事業は、「うみのこ」と名付けた学習船を建造した昭和58年に始まった。35年間にわたって航行を続け、老朽化したため、昨年は新しい学習船を就航させた。
売却に当たっては、「今後も末永く県民の思い出の場所であり続けられるように、幅広い世代に対する学びの場などに再び活用されることを期待する」としている。売却先を決めるため5月に審査会がある。