岡山の高校が文集刊行、4年目に
NEWS 岡山県立和気閑谷高校は3月1付で、生徒・教職員が綴った文章や文芸作品を収めた文芸文集を発行した。1年間の表現活動を1冊にまとめたもので、今回で4度目。「思ひ出4」と名付けた。
俳句、短歌、詩、新聞投稿の4分野があり、冒頭では、香山真一校長が「(冊子の中の作品から)輝いている人を見れば、未熟な自分が情けなくなるかもしれない。しかし、成長は自分の不完全さを克服しようとするところにしか生まれない」「思い出は、すがるものではなく、そっとしまっておくもの、そして脱ぎ捨てるものだ」と綴っている。
中心となって編集に当たった同校教員の北川久美子さんによると、生徒は国語表現の授業でこれらの作品を制作した。