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自然を生かした学習プログラムが充実

9面記事

企画特集

豊かな自然の中で行うスキー体験

長野県学習旅行

 長野県は豊かな自然と文化を生かし、自然体験を主とした修学旅行や宿泊体験学習を受け入れてきた、学習旅行の先進地域だ。同県では行政機関と民間団体が一体となって学習旅行誘致事業を推進し、その受け入れを支援している。
 また同県は、SDGs(持続可能な開発目標)達成に向けて優れた取り組みを提案する「SDGs未来都市」として、平成30年6月に選定され、現在県内各地でこのSDGsと新学習指導要領「主体的・対話的で深い学び」を結びつける体験学習プログラムの開発への取り組みが始まっている。
 夏期は、カヌーやラフティングなどのアウトドアスポーツ、星空・野鳥観察などを通じ自然を体感できるプログラムが揃う。
 冬期はスキー学習として訪れる学校が多いが、雪原を歩きながら動植物を観察するプログラムや1998年の冬季オリンピックの会場になったスケート場やジャンプ台を訪ねるオリンピック学習なども可能である。
 また車椅子利用者のための、デュアルスキー(車椅子スキー)やヒッポ(アウトドア用車椅子)等を整備している施設もあり、インクルーシブ学級を積極的に受け入れている。
 さらに同県は北陸新幹線・高速道路網が整備され、関東はもちろん北陸・関西など各地からのアクセスも良い。

問い合わせ
 (一社)長野県観光機構 長野県学習旅行誘致担当 Tel026・238・9670

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