「深い学び」をテーマに新指導要領シンポ開催
7面記事3月2日、白百合女子大学で
白百合女子大学(東京・調布市)は3月2日、同大学で「主体的・対話的で深い学びをどう創造するか」をテーマに新学習指導要領シンポジウム(午後1時スタート)を実施する。4月から新学習指導要領の移行期間2年目を迎える。授業改善のキーワードになっている「主体的・対話的で深い学び」の実現について、国語科の取り組みから考えるシンポジウムになっている。
田畑邦治学長、宮下孝広副学長によるあいさつの後、「国語分科会」を実施。公立小学校教諭などを経験している河野順子・同大学教授(日本国語教育学会理事)が同分科会を担当している。発表者・分科会協力者は、全国各地で活躍している小・中の教師ら。「主体的・対話的で深い学び」を実現する授業をどう考え、実践すればよいのか。小・中の具体的な実践提案を分かりやすいワークショップ形式で行う。
その後、国語教育や評価に詳しい2人が講演する。一人目は菊池英慈・文科省教科調査官。「育成すべき資質・能力を明確にした国語科授業づくり」について解説する。もう一人は西岡加名恵・京都大学大学院教授。「『資質・能力』を育てるパフォーマンス評価―言語の教育を中心に」をテーマに詳しく語る。
参加費は無料。申し込みは「氏名」「所属」を明記の上、ファクス(03・3305・9440)もしくはメールで行う。定員200人になり次第、受け付け終了となる。
同大学ホームページ=http://www.shirayuri.ac.jp/index.html