昨年12月に国連が平和と発展のための教育の役割を称えて採択した「教育の国際デー（International　Day　of　Education）」にあたる1月24日、ロンドンで開かれた世界教育フォーラムで世界の若者の代表が各国の指導者に向けて、暴力根絶を訴える「安全・安心な学校を！」と題したマニュフェストを発表した。
　同マニュフェストでは、学校や学校の周辺で起きている子どもに対する様々な暴力の撲滅へのアクションを求めており、登校・下校の安全の確保や武器を規制する法律の制定、明確なルールの設定などを求めている。
　暴力撲滅のための若者によるマニュフェストはユニセフほかの団体が子どもへの暴力撲滅のための国際的なキャンペーンの活動の一環として発表されたもの。同マニュフェストの日本語訳は日本ユニセフ協会のホームページで閲覧できる。
　画像は南アフリカの高校で、学校における暴力について話し合う生徒たち（2018年7月撮影、ユニセフ提供）