スポーツ庁、長距離走選手の鉄剤の摂取めぐり働きかけ
NEWS 中学生、高校生の長距離走選手の不適切な鉄剤摂取をめぐって、スポーツ庁は全国の教育委員会などに対し、「不適切な利用実態が確認された」として、「安易に鉄剤の使用を医師に求めることなく、適切に治療を受けるよう促すことが必要」と文書で働きかけている。
これに先立ち、日本陸上競技連盟は、「鉄分サプリメントの過量使用が日常的に行われている事実がある」「鉄分が体内に多く入り過ぎると、重要な臓器に蓄積し、悪影響をもたらす」として危険性を訴えている。