表彰式での記念撮影の様子

金融広報中央委員会

　金融広報中央委員会は、金融教育活動の一環として主催している「金融教育に関する小論文・実践報告コンクール」（金融庁、文部科学省、日本銀行後援）の入賞者を発表し、昨年12月26日に受賞者を表彰した。
　同コンクールは全国の教育関係者・研究者を対象に、金融経済教育に関する実践報告や研究結果、提言等を広く募集するもの。
　第15回目を迎えた今回は、22編の応募作品の中から【小論文】【実践報告】【研究校】の３部門にわたり、特賞他各賞が発表された。
　「特賞」を受賞したのは、【小論文部門】の北海道教育大学附属函館中学校教諭の郡司直孝さん。「教科等横断的な金融教育を実現するカリキュラム編成のための一考察～『金融教育で育成を目指す資質・能力』の設定とカリキュラム表作成の試み～」と題した論文が高く評価された。今回工夫した点として、過去の受賞者の作品や同委員会のガイドブックを参考にしたほか、他教科の教員からも意見を聞きながら作り上げたと郡司さんは話す。
　表彰式では、主催者として同委員会の吉國眞一会長が挨拶を行い表彰状と賞金目録を授与し、最終審査員を代表して大杉昭英氏（教職員支援機構次世代教育推進センター長）が講評を行った。
　なお、特賞、優秀賞および推奨実践事例賞の受賞作品は、２月中旬頃、同委員会ホームページ上で紹介される予定。
　金融広報中央委員会HP「知るぽると」＝https://www.shiruporuto.jp/