『学校図書館ガイドライン』活用ハンドブック 解説編
13面記事堀川 照代 編著
本書は、2016年11月の文科省の「学校図書館の整備充実について(通知)」に添付されている「学校図書館ガイドライン」の解説書である。
学校図書館関係15団体からのヒアリングの結果、学校図書館の整備に全国的な格差があり、標準化が必要となったため、基準を作成することが検討された。
構成は「学校図書館の目的・機能」「運営」「利活用」「学校図書館に携わる教職員等」「学校図書館における図書館史料」「特別支援学校の図書館」「学校図書館の施設」「学校図書館の評価」で、ガイドラインにある特別支援の記述をまとめて一つの章とした。本書を読むことで、自校にはこの先、何が必要なのかの目安をつかんでいただきたいという。
(1620円 悠光堂)
(Tel03・6264・0523)