高校基礎診断、認定試験を公表
NEWS 高校生の基礎学力定着を目的に来年から始まる「高校生のための学びの基礎診断」について、文科省は25日、認定した試験一覧を公表した。国語、数学、英語の3教科で9社25件が認定を受けた。
国語では日本漢字能力検定協会の「文章読解・作成能力検定準2級~4級」、数学では日本数学検定協会の「実用数学技能検定準2~3級」などがある。英語では、ベネッセコーポレーションの「GTEC」アドバンストタイプ、ベーシックタイプ、コアタイプ▽ケンブリッジ大学英語検定機構の「ケンブリッジ英語検定」とCBT版の「リンガスキル」など5社7件の試験が認定された。文科省のウエブサイトで各試験の概要や出題の狙いなどを公表している。
基礎診断は、各学校が授業改善のために認定試験を組み合わせて使用する。個別指導や指導計画の見直しに生かす狙いがある。