横浜市教委などは市内にある小学校343校のうち、調査対象のブロック塀がなかった44校を除いた299校について技術職員が現場を確認した5500件についての結果を公表した。
　それによると、現行の建築基準法の仕様に合致しない高さ2･2mを超えるもの、高さ1・2㍍を超え控壁が不足しているものが合計2100件あった。そのため、今後、優先的に所有者に対して改善に向けた働き掛けを行っていくという。その際、新たな補助制度があることも所有者には周知していくことにしている。