こだぬきコロッケ
14面記事こぐまのどんどんぶんこ
ななもりさちこ 作
こばようこ 絵
こだぬきポン吉の家は「たぬばけ道場」。こだぬきたちが化ける稽古をする所だ。おじいちゃんは36代師範。お父さんは37代師範。ポン吉は38代師範に期待されているが、稽古に身が入らない。冷蔵庫に化けたがヒゲが出て、中が熱くて失敗。おじいさんもお父さんも責める。ポン吉は道場を逃げ出す。
ポン吉はふくれて裏庭でお昼寝。一方、オオカミはバス停で忘れ物のコロッケを食べ、その紙袋を被って歩く。つまずくとそこにポン吉。一緒に食べようと、袋の店を2匹で探す。
見つけたまっちゃんの店でコロッケ作り。ポン吉は冷蔵庫に化け、コロッケを温める。バイト代にコロッケをもらって帰り、師範となる。(小学校低学年から)
(1296円 こぐま社 Tel03・6228・1877)
(望)