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アメリカの映像祭で工学院大学附属中生徒が4位入賞

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 工学院大学附属中学校(東京・八王子市)の3年生4人で制作した映像が、アメリカで行われた国際映像祭の14~18歳の部門で4位に入賞した。8日に国連本部で表彰式が行われ、生徒が出席した。
 映像の題は「PEACE」。太平洋戦争時の八王子空襲の説明から始まり、高齢者による戦時中の体験談や、空襲を受けた建物の現在の様子などを紹介。戦争の恐ろしさと平和への願いを訴えた。
 平成29年度に平和教育の一環として道徳の授業で制作した作品を再編集したもの。監督や脚本、撮影だけでなく、映像中のインタビューや英語字幕の作成なども生徒が手がけた。
 この映像祭は、NGO(非政府組織)が主催している。8日は各国の受賞映像を鑑賞し、制作者同士で交流した。14~18歳の部門の1位にはスペインの作品とケニアの作品が選ばれた。
 同校ではICTや英語の活用能力などを身につける教育に力を入れており、映像制作も取り組みの一つ。
(写真は工学院大学提供)

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