ユニセフ（国連児童基金）は10月16日、インドネシアのスラウェシ島の地震と津波への緊急対応として、仮設教室のためのテント65張を含む緊急教育支援物資30トンが物資供給拠点に届けられたことを発表した。スラウェシ島では４つの郡にある2700校以上の学校のうち、少なくとも1185校が直接的な被害を受け、生徒16万４６５１人が影響を受けた。学校の多くは閉鎖されたままになっており、調査も継続中で、さらに被害状況はさらに増える可能性がある。すでにテント21張が仮設教室として設置されたが、今後、450カ所に設置していくことを計画している。
（写真＝被災したスラウェシ島で心理社会的ケアを受け笑顔になる女の子、2018年10月10日撮影、ユニセフ提供）