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トイレの洋式化等を計画的に推進

12面記事

施設特集

千葉県袖ケ浦市教委

 千葉県袖ケ浦市は、老朽化等によってトイレの悪臭・つまり等が発生している学校施設があったことから、2013年度から小中学校のトイレの給排水設備の更新、トイレの乾式化、洋式トイレの設置を計画的に進めている。文科省の調べでは全国の小中学校のトイレの洋式化率は43・3%(2016年)となっているが、袖ケ浦市では昨年度末時点で46・4%、本年度末までに49・6%となる見通し(屋内運動場、武道場、屋外トイレ、プール付属室にあるトイレを含む)。来年度以降も毎年2校のペースで改修を進める計画だ。
 従来型の湿式トイレは水をまいて掃除をするため手間がかかることに加え、タイル等が湿って菌が繁殖し、臭いの原因になっていた。そのため、袖ケ浦教委では乾式「学校トイレを快適にするために」化に改修。水をあまり使わず臭いの発生源の菌の繁殖を抑制。床がシートやボードになるため掃除がしやすくなったという。また、バリアフリー化、照明のLED化も進めている。

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