「目指す生徒像」共有、資質・能力を育む
9面記事東京学芸大附属高
来月、公開研究大会
東京学芸大学附属高校(東京都世田谷区)は11月23日、第17回公開教育研究大会を実施する。テーマは「コンピテンシー・ベースのカリキュラム開発―カリキュラム・マネジメントの前にすべきこと」。各教科・科目の公開授業に加え、情報教育に詳しい高橋純・同大学准教授を招いたシンポジウムも行う。
本年度は、資質・能力を育成する授業とそれを評価するためのパフォーマンス課題の開発に注力して3年目。その中で「どのような生徒を育てるのか」というゴールイメージの共有が課題だったことを受け、その点にも力を入れて取り組んできた。こうした取り組みに関して、同校では新学習指導要領でキーワードになっているカリキュラム・マネジメントを充実させる上でも、重要な土台になると考えている。
参加費は無料。申し込みは大会前日までに、同校ホームページ(http://www.gakugei-hs.setagaya.tokyo.jp)から行う。
東京学芸大学附属高校=Tel03・3421・5151(研究部・齋藤)