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長野の大自然で豊かなSDGs学習を

10面記事

企画特集

農業体験の様子

長野県観光機構

 長野県観光機構は、全国の中学校に向けて「自然学習」の提案を強化している。特徴は、長野県にある五つの国立公園を舞台にした自然保護、環境保全を考えるSDGs教育プログラムとなっている点で、その狙いは「生徒が自然の大切さに気づき、かつ、自然保護と環境保全に対する意識を高めること」と同機構。また、「自然が与える恵みは、都市生活と密接にかかわっていることへの理解を深めてほしい」と話す。
 現地で行う自然保護、環境保全学習プログラムの内容は、「外来種駆除」「登山道の整備」など。併せて、環境省職員による国立公園についてのレクチャーも受けられる。
 環境省職員による事前学習への参加も都合がつけば可能で、その内容は

 (1)国立公園レクチャー
 (2)野生動物保護、対策などのレクチャー
 (3)ジビエ料理のSDGs観点

 ―など。ライブ配信による質疑応答にも対応する。
 併せて、「自分たちができる自然保護、環境保全」をテーマにした発表会を行う事後学習も提案している。

 問い合わせ先=長野県観光機構パブリック事業一部 電話026・219・5274

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