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「体育楽しい」小・中男子過去最高

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 スポーツ庁は20日、令和6年度の全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果を公表した。「体育・保健体育の授業は楽しいと思う」と答えた児童・生徒は、小・中学校の男女ともに増加し、小・中学校男子で過去最高。体力テストの点数は、中学校男子はコロナ禍以前の水準まで戻ったが、小学校女子は引き続き低下した。
 「体育・保健体育は楽しい」と答えた小学男子は75・0%(前年度比0・3ポイント増)、女子は59・6%(同0・5ポイント増)。中学男子は56・9%(同3・7ポイント増)、女子は39・5%(同1・0ポイント増)だった。全体的に増加し、男子は小・中ともに過去最高。
 「運動やスポーツをすることは好き」と答えた児童・生徒の割合も全ての属性で増加。中学男子は65・0%(同2・0ポイント増)で、こちらも過去最高だった。
 体育・保健体育の授業を楽しいと思うタイミングを尋ねると、「できなかったことができるようになったとき」が最も多く、「友達と交流したり、協力できたとき」が次いで多かった。
 新体力テストの得点は、小学男子は52・5点(前年度比0・1点減)、女子は53・9%(同0・4点減)。中学男子は41・7点(同0・5点増)、女子は47・2点(同0・1点増)だった。
 生活習慣についても調査した。
 肥満の割合は、小・中学校で男女ともに低下。朝食を毎日食べる割合や睡眠時間が8時間以上の割合は、全属性で増加した。
 詳細はスポーツ庁のホームページから。

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