15歳未満の中絶、2年連続増
NEWS 15歳未満への人工妊娠中絶の件数が2年続けて増えたことが厚労省の集計で分かった。令和5年度は前年度より6件多い153件だった。15歳以上でも増える傾向にあったが、コロナ禍が広がる前の令和元年度と比べると少なかった。
10歳代の中絶は年齢が上がるに連れて増える。19歳では、0・84%の女性が中絶手術を受けた計算となる。20~24歳では1%を超えている。
実施率を過去30年間で比べると20歳未満の中絶は平成13年度まで増え、翌年度から減る傾向にある。令和4年度から上昇に転じた。