大阪・八尾市、不登校の中学生が減少
NEWS 全国では、不登校の小・中学生が過去最多を更新する中、大阪府八尾市では中学生の不登校が減っている。学校以外に、不登校の児童・生徒が集まって過ごせる場所を設けている他、オンラインで仲間と交流したり学習したりできる仕組みを設けるなどしてきた。2日のフォーラムではこれまでの成果の報告などがあった。
10月31日公表の文科省調査では小学校1年生から中学校3年生まで全学年で令和5年度の不登校が前年度より増えた。八尾市の中学校は人数で6・2%減、出現率では1000人当たり56・7人から54・0人へと減らした。小学生は増加傾向にあったが、国全体よりも出現率は低い傾向が続いている。