総合型選抜、125大学で実施
NEWS 文科省は国公立大学の令和7年度入学者選抜の実施予定を集計し、9日に公表した。総合型選抜を実施する大学・学部は125大学(70%)の472学部(74%)で、前年度より20大学、123学部増える見通しだ。募集人員は9298人(7・1%)で、前年度から1378人増加した。国公立でも「年内入試」が増加傾向にある。
各大学が7月末までに公表した入試の実施要項を集計した。総合型選抜(旧AO入試)の実施大学は、国公立では平成20年度入学者選抜で5割を超えてから、ほぼ毎年増えている。文科省は、ペーパーテストでは測れない学力や意欲を評価するため、総合型選抜の実施を促しており、少子化で受験者を確保したい大学側と思惑が一致している。
また、学校推薦型選抜の実施予定数は173大学(97%)の516学部(81%)だった。