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「学生がメンタルヘルスに問題」85%の大学で、河合塾

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 河合塾グループが全国の国公私立大学の学長を対象に行ったアンケートで、85%の大学がメンタルヘルスに問題を抱える学生が増えていると回答したことが分かった。
 抱えている課題として多いのは「学生の退学・休学が増えている」が121校で33%、「学生のメンタルヘルスの状況を把握したいが出来ていない」が55校の15%と続いた。
 入試で課題を抱えているかとの問いには半数に近い174校が一般選抜と年内入試の定員配分に課題を抱えていると答えた。次いで総合型選抜の選抜方法が136校と多かった。
 グローバル化への対応のために力を入れている項目は、236校の大学が留学生の受け入れの増加や支援、海外の大学との連携と答えた。
 学長アンケートは39項目実施し、370校が答えた(回答率46%)。内訳は国立大学44校、公立大学48校、私立大学278校。昨年12月から今年1月に調査した。アンケート結果は、河合塾グループが運営する高等教育機関向け情報発信サイトで公開している。

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