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「教育版D‐MAT」で能登に職員 文科省

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文部科学省

 1月の能登半島地震に続いて先月は大雨による被害が出た石川県に文科省は、新たに設けた「被災地学び支援派遣等枠組み」(D‐EST)を使って職員を派遣した。能登半島地震では、兵庫県などが教職員を現地に派遣し、支援に当たった。D‐ESTは、このような自治体間の支援活動との連携を含めて国として教育分野での支援活動を後押しする仕組みで、25日には被害状況や課題を把握するため2人の文科省職員が輪島、珠洲両市を訪ねた。
 D‐ESTは「Disaster Education Support Team」に由来する。被災地に医師らを派遣する「D‐MAT」を踏まえて「教育版D‐MAT」として創設を求める声があった。
 8月には文科省が考え方をまとめている。文科省職員の派遣をはじめ、既に自治体単位で設けている教職員チームと調整した教職員派遣などを行うとしている。

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