京都府教委は19日、来年度採用教員採用試験の結果を公表し、新たに導入した「スポーツ・芸術分野特別選考」では、相撲、レスリング、吹奏楽の各分野で活躍した3人が合格した。3人は高校に赴任する予定で、専門教科はそれぞれ国語、保健体育、音楽となっている。
　この特別選考では、スポーツや芸術分野で全国大会に出場したり、指導者として全国大会に導いたりした実績がある人を高校の全教科で募集していた。教員免許状を持っていることも応募条件とした。
　書類選考を行うと共に、筆記試験の一部を免除した。書類選考を通らなかった場合は、一般選考で受験する仕組み。