くすりについて学び錠剤作りにも挑戦 「サマーサイエンススクール」開催
4面記事「薬育授業」でクイズに答える
ファイザー
医薬品企業のファイザー(株)は、7月20日、同社名古屋工場(愛知県知多郡武豊町)で「サマーサイエンススクール」を開催した。
愛知県武豊町教育委員会他との共催で、地元の小学校5年生を対象に、薬の役割や使用方法について学ぶ「薬育」をテーマとした20年以上続くイベント。今回は35名の児童が参加した。
当日は3部構成で進行。第1部はファイザー社員扮する「おくすりハカセ」による寸劇も交えた「薬育授業」で、薬の役割や服用方法など薬全般について学んだ。
続く第2部では「錠剤づくり」を体験。児童たちは白衣とゴーグルを着用し実験に取り組んだ。
第3部では、実験結果を振り返った発表や児童たちとの質疑応答、また、工場内で実際に薬が作られる動画の視聴などが行われた。
スクールに参加した児童たちからは「前にジュースで薬を飲んだこともあったけど、今日教わった通りこれからは水で飲もうと思います」などの感想が聞かれた。
最後にスクール事務局から参加者全員に修了証が授与され、児童たちは嬉しそうな表情を浮かべていた。
錠剤作りに挑戦する児童たち