映画を見て、自分の想いを表現する 「映画感想文コンクール2023」グランプリが決定
4面記事グランプリ受賞者 集合写真
キネマ旬報社
(株)キネマ旬報社はこのほど、小・中学校を対象に実施した「映画感想文コンクール2023」(主催:全国映画感想文コンクール実施委員会)のグランプリ、優秀賞等を発表した。
2月18日(日)に、Bunkamuraオーチャードホールで「2023年第97回キネマ旬報ベスト・テン表彰式」の前段にて表彰式が行われ、この様子はYouTubeでも生配信された。昨年に続き、笠井信輔氏が司会を務めグランプリに輝いた4作品を朗読し、入賞者には賞状や副賞が贈られた。
同コンクールは、「映画と育む、コトバとココロ。」をスローガンとし、映画を通じて、子どもに現代社会のさまざまな問題を自らの問題として捉えさせ、未来を考えるきっかけとなることを目的に開催している。今回で10回目を迎え、応募総数は14334編と前回よりも2000編も増え、過去最多の結果となった。
グランプリの結果は以下の通り。
【2023年グランプリ受賞】
小学校低学年の部
石井大暉さん「生きるということ」(滋賀県・滋賀大学教育学部附属小学校2年生、鑑賞映画「ラーゲリより愛を込めて」)
小学校中学年の部
森脇望菜さん「私の生き方」(大阪府・関西大学初等部3年生、鑑賞映画「君たちはどう生きるか」)
小学校高学年の部
安蔵直輝さん「『猫たちのアパートメント』をみて」(東京都・豊島区立朋有小学校5年生、鑑賞映画「猫たちのアパートメント」)
中学校の部
加藤結萌梨さん「本当の幸せと夢への鍵」(大阪府・大阪教育大学附属天王寺中学校2年生、鑑賞映画「ヘアスプレー」)
グランプリの感想文やその他、優秀賞、特別賞、団体賞の詳細は、次の公式サイトから確認できる。
https://www.kinejun.com/eigakansoubun/2023/