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服育活動20年 衣服を通して豊かなこころの育みを

14面記事

企画特集

昨年は専門家と連携し日本各地でLGBTQセミナーを開催

チクマ

 2004年に株式会社チクマが提唱した「服育」は今年で20周年を迎えます。活動を始めた当時は制服の着こなしや環境問題への関心が高く、服育への依頼も「衣服のTPOについて話して欲しい」「衣服と環境の関りについて教えて欲しい」という依頼が多くありました。
 その後、時代と共に衣服についての関心は多様化し、近年ではSDGsの広がりもあって衣服のサステナビリティや多様性への関心が高まってきています。服育でも昨年はアップサイクルやLGBTQといった観点からセミナーの企画を行いました。
 衣服の中でも学校制服は、子どもたちにとって学校という学びの場で毎日着用する衣服です。制服から学びを広げ、その学びを自分の暮らしにいかすこともできるのではと考え、さまざまな学びツールの開発やイベントの企画などに取り組んできました。制服の一生から環境問題について学ぶ「制服の一生すごろく」や、昨年末に改訂版を公開した制服の着こなし方や衣服のTPOについて学ぶ「着こなしワークシート」は今でも多くの先生からお問合せをいただいています。
 今夏には20周年を記念したイベントの開催も予定しており、これまで以上に多くの人に服育の魅力を伝える場にしたいと願っています。

 問い合わせ先=(株)チクマ キャンパス事業部 電話06・6222・3511

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