増田ユリヤ　監修
長谷川敦　著
かみゆ歴史編集部　編

　２０２２年にロシアによるウクライナ侵攻が始まり、昨年はイスラエルで大きな戦闘が起きている。
　戦争は、誰かの命を奪ったり、奪われたりすること。犠牲になるのは一般市民が大半だ。誰も望んでいないはずなのに、なぜか戦争はなくならない。
　この現状をどのように考え理解すれば、平和な未来を築けるのか。本書はそのヒントを集めた。
　第１章で過去１００年間の世界のもめ事を紹介し、２章で２０世紀以降の戦争を振り返る。３章で今起きている戦争を取り上げ、４章で日本の安全と平和について考える。
　巻末には、「戦争について考えるときに、大切な１０のこと」を掲載。自分にできることを提案している。（小学校高学年から）
　（５２８０円　旬報社　Tel０３・５５７９・８９７３）