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発泡スチロールの環境学習が大好評 「エコプロ」「秋葉原での体験学習」

17面記事

企画特集

2023年から導入した加工実習の様子

発泡スチロール協会

 発泡スチロールに関する正しい理解の普及と啓発に取り組む発泡スチロール協会(JEPSA・東京・千代田区・柏原正人会長)は、小中高生向けの環境学習に力を入れている。

エコプロで楽しく学ぶ

エコプロ2022年できたくんステージ

 一つは毎年、東京ビッグサイトで開催される「エコプロ」への出展だ。2023年は12月8日~10日に開催され、児童生徒を対象にした体験型イベントを行い、数千名の児童生徒と先生が参加した。体験型イベントでは発泡スチロール大使の「できたくん」が発泡スチロールを使った「切り絵」を模したパフォーマンスを行う。また、発泡スチロールの特性である「断熱性」「緩衝性」「省資源性」「リサイクル性」などを来場者が体験できる実験コーナーを設置。体験後は、クイズで復習し理解をさらに深める内容となっている。

秋葉原で体験する環境教育

 もう一つは通年で、10名前後の少人数で行う「環境学習プログラム」だ。
 同協会の本部では、発泡スチロールの製造からリサイクルまでの工程、幅広い用途などを資料や映像を通じて学ぶことができる。また、各種実験を通してその特性の理解を深めることも可能だ。
 同協会はJR秋葉原駅昭和通り口より徒歩3分の場所にある。特に修学旅行の学習テーマとして近年注目されている「SDGs」の受け入れ先を探している学校には最適なプログラムだ。
 環境学習講座は事前予約制。各回の定員は10名程度で1時間~1時間半の内容。申し込みや問い合わせは電話または同協会ホームページの問い合わせフォームで受け付けている。

 問い合わせ=発泡スチロール協会
 電話03・3861・9046
 ホームページhttps://www.jepsa.jp/

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