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第三十四回 伊藤園お~いお茶新俳句大賞 表彰式開催

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伊藤園

 (株)伊藤園主催「第三十四回伊藤園お~いお茶新俳句大賞」の表彰式が10月23日、帝国ホテル(東京都千代田区)で開催された。
 同コンクールは季語や定型にこだわらず、五・七・五のリズムに乗せて自由に表現した作品を募集するもの。
 今回の応募数は約192万句、第一回からの累計応募数は約4357万句となった。今回は、アフターコロナへの移行期間であったことから、自粛生活が緩和され、外出先などでの家族とのことを詠む句が多く見受けられた。
 最高位の文部科学大臣賞は大阪府に住む小学生の小林航さん、金子兜太賞は、愛媛県に住む高校生、篠原孝太さんがそれぞれ受賞した。
 なお、入賞作品2000句は、2024年春以降に同社商品「お~いお茶」シリーズのパッケージに掲載される予定。
 大賞以上の各部門受賞作品は以下の通り。

文部科学大臣賞
「初日の出とても小さい駅で見た」(大阪府大阪市・小林航さん・8歳)

金子兜太賞
「UFOに会いたし湖の大焚火」(愛媛県松山市・篠原孝太さん・16歳)

小学生の部(幼児含む)大賞
「山ゆりの二百のラッパもう鳴るか」(富山県高岡市・沙宗馬さん・12歳)

中学生の部大賞
「テレワーク父の背中と牡丹雪」(広島県広島市・椎木徹真さん・13歳)

高校生の部大賞
「冬に飽き潮の匂いを嗅ぎに来た」(千葉県船橋市・中島広大さん・15歳)

一般の部A(40歳未満)大賞
「ぽんかんに種ことばにはしない夢」(東京都足立区・臼倉智美さん・32歳)

一般の部B「(40歳以上)大賞
「真つ直ぐで幸せさうな聖樹買ふ」(ドイツ・平野ケプラー晶子さん・58歳)

英語俳句の部大賞
「cold night flood light vending machine(直訳)寒い夜街灯ひとつ自販機ひとつ」(埼玉県鴻巣市・後藤あんさん・16歳)

新俳句フォトの部大賞
「日々は光霞の中に書き留めて」(東京都豊島区・岩崎眞宜さん・19歳)

※各受賞者の年齢は応募時のもの

 オンライン入賞作品発表会視聴URL=https://itoen-shinhaiku.jp/gallery

 問い合わせ=伊藤園 新俳句大賞事務
 電話 03・3264・4050

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