「対話型論証」学ぶ 勁草書房刊
10面記事 勁草書房はこのほど、「対話型論証ですすめる探究ワーク」(松下佳代ら著)を刊行した。本書で扱う「対話型論証」とは、「ある問題に対して、他者と対話しながら、根拠を持って主張を組み立て、結論を導く活動」のこと。高校での総合的な探究の時間での活用も狙いだ。
本書の内容は、第I部で「問題を設定する」「結論を導く」などの一連の「対話型論証」のプロセスを詳細に解説。その上で、第II部で「AIと表現の自由についての練習問題」などを用い、「対話型論証」を使って考える練習をする流れになっている。第III部では、「総合的な探究」での活用方法にも言及している。
B5判、176ページ、定価1980円。
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