ポストコロナ時代の教育読み解く約1000語
7面記事用語ハンドブック発刊
教職志望の学生や若い教師、研究者が、教員採用試験や教育活動上で頻繁に出てくる教職関係の基本的な用語を調べる身近な手引書をと、「教育用語ハンドブック」が発刊された。
同書は、現行学習指導要領のポイントと今後の教育の見通しを踏まえて、学校論から社会教育・生涯学習までの23章で構成。掲載した教育用語は、基礎的な用語から今日的な教育課題を読み解く用語まで幅広く収集した上、必須なものを厳選した982用語に上る。
執筆者は、各教育分野に造詣が深い研究者21人。古川治、姫野完治、西森章子の3氏が編集を担当、田中博之・早稲田大学教職大学院教授が監修に当たった。
コロナ禍を挟んでの作業で、その間、わが国の教育のありようは大きく変化。GIGAスクール構想が一気に進む一方、不登校生がさらに急増するなど、新たな問題が生起してきた。編者は「ポストコロナ時代の教育を読み解くものにできたのではないか」と言う。2750円。
問い合わせ=一莖書房 Tel03・3962・1354