第50回記念 日本書道美術館展表彰式 4年ぶり公開審査実施
7面記事挨拶する日本書道美術館大城章二館長
第50回記念日本書道美術館展(主催=(公財)日本書道美術館)の表彰式が7月15日、東京都内のホテルで開かれた。同館展は審査の模様を一般に公開し、誰もが共感できる優れた作品を選出することで知られているが、この3年間はコロナ禍の続く状況下、審査員を減らし、無観客での審査となっていた。今回は4年ぶりの公開審査を実施することが出来た。
表彰式では、文部科学大臣賞を受賞した大阪府の山本濤峰氏らの受賞者に対し、同館大城章二館長らから賞状と記念品が手渡された(受賞者は7月10日付本紙特集で既報)。
また、恒例となった未成年出品者紹介では、一般公募から大阪府の高校3年生前川明里さん、藤本瑛太郎さん、京都府の大学1年生の植田海陸さん、福岡県の中学2年生の今山華乃さんら12名が壇上に上がり受賞の喜びと指導の先生への感謝を述べ、会場から大きな拍手を受けた。
なお、入賞・入選作品は8月16日まで(休館日は、月・火曜日。入館は午後3時30分まで)東京・板橋区常盤台の同美術館で展示、一般に公開されている。