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総合的な探究の時間の活用をPBL教育教員研修会を開催

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企画特集

ケビン・ブラウン氏による講演

北米教育eスポーツ連盟 日本本部

 STEAM教育の推進やデジタル人材育成を支援する特定非営利活動法人 北米教育eスポーツ連盟 日本本部(以下NASEF JAPAN)は、6月24日(土)にPBL教育教員研修会を対面方式で開催し、多くの高校教員が参加した。
 同教員研修会では、NASEFアメリカ最高教育責任者兼国際パートナー連携を担当するケビン・ブラウン氏が講師として登壇。「NASEF JAPAN総合探究カリキュラム」「ディスカッション、PBL、ファシリテーションなどの指導スキル」「自分の学校・地域に合わせた教材の作り方」などPBL教育と総合的な探究の時間を絡めた講演を繰り広げた。
 また、ケビン・ブラウン氏によるPBLカリキュラム体験プログラムでは、「SoulForge」と呼ばれるワークショップと、「eスポーツ部をつくったと想定した場合の部活動の創部体験」という内容のグループワークが行われた。
 「SoulForge」はNASEF独自のアクティビティだ。10のヒーローキャラクターから好きなキャラクターを1つ選び、物理的・精神的・自然能力の3つからそれぞれスキル考える。そして、選んだキャラクターがどのような困難に立ち向かい、スキルを使いどのように乗り越えていくか、具体的なスキルの使いどころまで、ストーリーを描いていくというもの。このプログラムでは、自身の持っているスキルや能力を再認識することができるため、生徒の進学やキャリアなど将来やりたいことの具体的なイメージを作るのが目的だ。
 グループワークでは、各グループが話し合いを重ねながらeスポーツ部のクラブの名前とロゴ、そのクラブの3つの特徴をまとめた。模造紙に各グループの思い思いのクラブが完成した。
 参加した教員からは「今までにない視点だったため、研修の時間があっという間だった。どうにかして学校に取り入れられないか帰って検討したい、またほかの先生にもすぐ共有したいと思う」という新しいアイデアを得た様子だった。

 問い合わせ=特定非営利活動法人 北米教育eスポーツ連盟 日本本部ホームページ
 https://nasef.jp/


各グループの発表ではグループごとの特色が表現された

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