発泡スチロールの優れた特性を知ろう 98%が空気、材料はたったの2%、有効利用率は92%以上!
13面記事修学旅行での班別学習
発泡スチロール協会
保温容器や最近では家庭で使うビーズクッション等で身近な発泡スチロール。プラスチックの優等生って知っていましたか。石油から作る直径1mmの原料を蒸気で加熱し発泡させ成形して作られます。
日本が必要とした約4億トンの原油のうち、発泡スチロールに使われたのはおよそ12万トン(2018年)、わずか0・03%に過ぎません。魚や野菜の輸送容器、建物の断熱材、電化製品やヘルメットのクッション材、自動車部品等さまざまな場面で使われていますが、50倍に発泡させているため、98%が空気でできているからです。加えて、別の製品に生まれ変わるマテリアルリサイクルと、燃やして熱エネルギーとして発電や暖房に使うエネルギーリカバリーを足すと、なんと92%以上が有効活用されています。
たくさん使うことで環境を守り(省資源・省エネルギー)、使った後は資源の有効活用による環境負荷を低減できる素材といえます。これらを資料や動画、実験を通して学ぶことができる「環境学習講座」をJR秋葉原駅から徒歩3分の教室で開催しています。SDGsやプラスチック資源循環を学ぶには最適です。ぜひ一緒に学びませんか。
問い合わせ=発泡スチロール協会
電話03・3861・9046
https://www.jepsa.jp/