司法に関心持って 専門家が座談会、模擬裁判を実施
2面記事昨年実施した模擬裁判の様子。司法教育支援協会提供
若者にもっと司法への関心を持ってもらおうと模擬裁判などを実施している一般社団法人「司法教育支援協会」が7月17日、札幌市で中高生向けのセミナーを開催する。検事や弁護士、裁判官など司法の専門家が登壇し、座談会やグループセッションを実施する。
刑事事件の発生から司法手続きの過程で、それぞれの職業の人がどのような仕事をしているのかリレー形式で解説する。仕事のやりがいなどについても話す。法曹界を目指す若者が減る中、刑事司法の魅力を伝えたいとしている。対象は中学2年生から高校3年生。定員は40人。参加は無料。
また7月31日と8月1日には夏休み企画として、東京都内で裁判傍聴や模擬裁判などのプログラムも実施する。模擬裁判では架空の刑事事件を裁判官や裁判員になり切って審理に参加してもらう。会場は国士舘大学世田谷キャンパス。中学2年生から高校3年生が対象で定員は30人。無料。
いずれも申し込みと問い合わせは、司法教育支援協会の事務局ウェブサイトから。
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