学事出版刊

　学事出版はこのほど、「高校生のための『国語』学習図鑑」を刊行した。同書は高校生をターゲットとしており、国語の学習を楽しんでもらうことが目的。新学習指導要領で高校生に付けてほしい力を、分かりやすく実践的に学習できることを狙いとしている。
　監修・編著は文科省の大滝一登視学官が務めた。公私立の教員や県教委の職員、大学准教授らが執筆を担当している。
　第１章では、高校で国語を学ぶ意義を、第２章では、言葉の特徴や性質などを説明している。
　第３章以降では、国語の授業で身に付ける「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」の各能力について、それぞれの学習で目指すことや、学習のプロセスを紹介。各能力を伸ばすための実践事例も載っている。
　第６章では、新聞やICTの活用方法や留意点についても扱った。
　各章の最後では、さらに学びを深めるのに役立つ書籍を紹介している。
　巻末には、同書で扱ったワークシートをダウンロードできるQRコード集を用意した。
　Ａ４変型判、１７２ページ。定価７１５０円。
　学事出版＝Tel０３・３５１８・９６５５