文科省は16日、中央教育審議会の中に設けたデジタル学習基盤特別委員会の初会合を開く。チャットGPTなどの生成AIの扱いについて検討を始める。
　9日の永岡桂子文科相定例記者会見によると、この委員会では、生成AIに関する指針について議論する。指針の内容としては、生成AIに関する説明、情報活用能力との関係の整理、年齢制限、著作権、個人情報の扱い、活用が考えられる場面、禁止すべき場面の提示、生成AI自体を学ぶ授業や具体的な活用方法の授業デザインのアイデアなどを取りまとめるという。