探究・理数系充実へ コーディネーターを埼玉、熊本に配置
3面記事SSHで文科省が内定
文科省は15日、将来の国際的な科学技術人材の育成のための研究開発を行う「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の令和5年度の指定校を内定した。新年度は218校を基礎枠として指定する予定で、55校は新規。政府の総合科学技術・イノベーション会議が昨年、まとめた政策に基づき、埼玉、熊本両県の県教委にSSH指定校と地域の探究・理数系教育の充実のためのコーディネーターを派遣する。
同会議は昨年6月、「SSH指定校と域内の学校や大学、企業等との連携が円滑になるよう、教育委員会等におけるコーディネーターの配置」などを掲げた政策パッケージを公表している。