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園児・児童対象に「トレラン」福島県で3大会開催へ

14面記事

地域・支援団体

昨年度の大会で未舗装路を走る子どもたち

 小学生と未就学児親子を対象に、登山とランニングを掛け合わせた「トレイルランニング」のシリーズ戦が新年度、福島県内の3会場で開かれる。コロナ禍により、子どもたちの体験の場が減る中で、子どもにトレイルランニングを体験させたいという声が上がるようになり、福島県出身で、選手経験が豊かな眞舩孝道さんが中心となって企画。子どもたちの近年の体力低下が著しいことに一石を投じることを目指す。
 会場は5月大会が会津地方の南会津町、9月大会が中通りの鏡石町、1月大会が浜通りの広野町。県内3地区それぞれに設ける。3戦全体の成績に応じて表彰する他、一回ごとの参加もできる。
 この大会は、本年度に始まり、新年度で2回目。東日本大震災が起こってから12年目となったことから、福島への誇りや関心を高めてほしいとの願いも込めて開催するという。 大会名は「ふくしまキッズトレイルラン大会2023」。
 トレイルランニングは国内・国外でさまざまな大会があり、多様な年代の人が参加している。大会とは別に、従来とは違った山や森林の楽しみ方としても広がっている。近年は、子ども向けの大会・種目も増えている。

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