「知」を発展させる理科の問題解決は
7面記事教育出版刊
教育出版はこのほど、「児童が『知』を連続的に発展させる理科の問題解決」=写真=を刊行した。教育現場に求められていることの一つが、子どもが他者と協働し、新たな価値を創造する力の育成。理科の場合は、一人一人の子どもが自ら自然事象に働き掛け、新しい知を構築し、いろいろなものに転移していく資質・能力だという。
本書の軸は、
(1) 子どもが「知」を有すること
(2) 子どもが既有の「知」を新しいものに変換する「すべ」を持つこと
―の二つ。「理論編」「授業づくり編」「単元展開案編」の3部構成になっている。
汎用性のある「すべ」を明確化したことで、経験の少ない教員でもすぐに授業で扱えるように工夫されている。
A5判、92ページ。定価1540円。