学年・学級閉鎖再び増加 2月、新型コロナの影響受け
2面記事 文科省は17日、新型コロナウイルス感染症による学校休業の状況をまとめ、2月1日時点で学年・学級閉鎖を行っていた公立学校の割合は1カ月前より2・4ポイント多い2・6%となったことが分かった。1月は過去1年間で最少だったが、再び上昇に転じた。
学校全体を休業としていた公立学校の割合も1カ月前より0・04ポイント多い0・05%だった。
この調査は月に一度、調査日を決めて増減の変化を比べられるようにしている。学年・学級閉鎖を行っていた割合を過去1年間で比べると、今回の数値は4月(2・0%)、5月(1・7%)、6月(1・6%)、9月(2・0%)、10月(1・8%)、1月(0・2%)を上回った。
今回は集計していないが、インフルエンザに感染する児童・生徒が多くなっており、学年・学級閉鎖とする学校が出ている。
発表資料は次の通り。
https://www.mext.go.jp/content/20230217-mxt_kouhou01-000004520_01.pdf