特別企画展 「時代をまとう女性たち」開催
11面記事「図書館でファッション雑誌に見入る女性たち」(昭和24年、米国国立公文書館提供)
昭和館
昭和館(千代田区)は、3月11日(土)より特別企画展「時代をまとう女性たち」を開催する。同館は国民が経験した戦中・戦後の国民生活上の労苦についての歴史的資料・情報を収集、保存、展示し、次世代の人々にその労苦を知る機会を提供する国立の施設。東京方面の修学旅行や社会科見学、校外学習の訪問先として知られている。
同展では、和装から洋装へ、家庭裁縫から既製服へ、昭和の社会とともに移り変わっていった女性の服装について紹介する。「ファッションは時代を映す鏡」という表現の通り、服装は時代の移り変わりに密接に関係している。女性の洋装への変化をテーマに洋装がどのように女性たちにとって身近な服装になったかを展示。会期中は、展示解説やワークショップなどのイベントも開催予定だ。
「女性の服装」という視点から昭和の時代を考えてみてはいかがだろうか。
【開催概要】
名称
特別企画展「時代をまとう女性たち」
会期
2023年3月11日~5月7日(予定)
会場
昭和館3階 特別企画展会場
開館時間
10時~13時30分(13時まで)、14時~17時30分(17時まで)
休館日
月曜日(祝日または振替休日の場合開館、翌日休館)
※5月1日は開館
入館料
無料
※常設展示のみ有料(高校生以上)
問い合わせ=昭和館 Tel03・3222・2577
ホームページ https://www.showakan.go.jp
和装を更生したもんぺ(戦中)