障害者基本計画で意見公募 インクルーシブ教育など盛り込む
NEWS 内閣府は来年度からの第5次障害者基本計画案について18日からパブリックコメントを募集している。教育分野では、共生社会へ向け、障害者の社会参加の障壁を取り除くのは、社会の責務だとして障害への理解を深めるための取り組みを進めるとした。
計画には、全ての学校に在籍する障害のある幼児・児童・生徒が合理的配慮の提供を受けながら適切な指導や必要な支援を受けられるようにすると明記した。障害のある子どもたちが受けられる配慮や学びの場の選択肢を増やし、共に教育を受けられる条件整備とインクルーシブ教育を推進する。また、障害理解を深めるため、交流及び共同学習の事例の情報収集や周知をする。
障害のある子どもの教育環境を整えるため、ICTなど障害のある児童・生徒一人一人のニーズに応じた教材の活用や教員の専門性向上のための施策を進めることも明記した。