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ぼくだけがしっているヘンテコなきかいのしくみ

19面記事

子どもに読ませたい本

大串 ゆうじ 作・絵

 主人公は5歳の唐栗まめお君。身の回りにある「めざましどけい」や「でんどうえんぴつけずり」などの機械の仕組みについて、「ぼくだけがしっている」ことを説明していく絵本だ。
 例えば、めざましどけい。中を開けてみると、「めざましDJ」が毎朝楽しいパーティーを繰り広げている。
 でんどうえんぴつけずりには2人の侍が住んでいて、えんぴつが入ると、ものすごい速さで刀を振り、先端部を削っている。
 AIアシスタント(知りたいことを教えてくれる)には、頭の良さそうな人がいて質問や要望に応えるが、変な質問をすると静かになってしまうという。
 中で働く、小さな人や生き物たちの奮闘する姿が面白い。
(小学校低学年から)
(1540円 Gakken Tel03・6431・1197)

子どもに読ませたい本

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