日本最大の教育専門全国紙・日本教育新聞がお届けする教育ニュースサイトです。

読書支援サービス「読書館」~GIGA端末で利用できる電子書籍サブスクサービス~

4面記事

企画特集

エスペラントシステム

 ITシステム開発の(株)エスペラントシステムは、2022年10月13日より電子書籍サブスクサービス「読書館」のトライアル版申し込み受け付けを開始した。
 本サービスは、GIGAスクール構想によって実現された1人1台端末を活用し、学校教育に携わるスタッフが選書した電子書籍約1万5千冊を「いつでも、どこでも」読むことができるとして、学校現場の新たな読書手段になると注目を集めている。
 読書館の特長は、利用者が電子書籍を人数制限なく同時に読めるということだけにとどまらない。ウェブ上のサービスでありながら、自分だけの本棚を前にしているような性質を併せ持っていることも大きな特長だ。自治体、学校ごとに専用サイトが用意されるため、地域に根ざした書籍や児童生徒が自作した文集・資料などの作品も掲載可能だ。
 また、特集ページの作成、ポップによる装飾、感想メモの投稿など、児童生徒「参加型」機能も多数あり、創造性や主体性を刺激する工夫が随所に散りばめられている。
 管理面では、教員や自治体担当者のチェックが通ったもののみ掲出されるシステムとなっており、情報が雑多になってしまう不安が軽減されている。さらに11月8日より洋書の配信が開始され、コンテンツの厚みも増し、児童生徒の英語力向上にも期待が集まる。
 リリースしてまもないサービスではあるが、自治体などと連携し管轄の児童生徒と教員に広く利用されるなど、既に全国的な展開を見せている。児童生徒の新たな読書体験の提供、読書習慣形成のため導入を検討してみてはいかがだろうか。

 問い合わせ=(株)エスペラントシステム デジタルコンテンツ事業部 Tel04・7157・6678
 公式サイト=https://dokusyocan.jp/

[読書館の利用イメージ。本が棚に並んでいるように見える。

企画特集

連載