学校情報化優良校認定、2000校を突破 日本教育工学協会
1面記事 日本教育工学協会(JAET)が認定する学校情報化優良校が増加を続け、11月に2千校を突破した。あらかじめ点検項目一覧を公表し、自己採点するもので、国公私立の小・中学校、高校などが対象。平成26年度に19校が認定を受けて以降、増加を続けている。
点検項目一覧は、ウェブサイト上で公開している。20項目あり、5段階で自己評価する。4点満点に換算し、全項目が1点以上であり、全項目の平均が2点以上で認定を受けられる。認定を受けると、認定証とロゴが贈られる。
認定期間は、認定を受けた年を含めて3年間。本年度中に認定を受けると令和6年度まで有効で、満了前に申請すれば再認定を受けられる。
本年度は11月21日時点で264校が新規で認定を受けた。まだ、昨年度の合計までには達していないが、平成30年度以降、新規認定校は増加を続けている。再認定を受けた学校を合わせると、11月時点で2012校が優良校の認定を受けている。
認定校の数には地域差があり、2012校のうち、近畿地区の学校が36・5%(735校)を占める。一方、北海道地区は5校にとどまっている。