「ICTで変わる理科授業」を刊行
7面記事明治図書
明治図書はこのほど、「ICTで変わる理科授業 はじめの一歩―1人1台端末を活かす授業デザイン」を刊行した。著者はICT推進に尽力する吉金佳能・宝仙学園小学校(東京・中野区)教諭。本書は7章構成で、理科好きな子を育てる授業を創るためのICT活用などを提案している。
最終章の第7章「探究×ICT」では、ミッション型の探究実践例などを収録。その具体的な実践例の一つとして、3年「カブトムシプロジェクト」を紹介している。「学校にカブトムシを呼ぶ」をテーマとし、「どうすればカブトムシを呼ぶことができるのか?」という問いを立て、子どもたちがその方法を自分で考えていく。1回完結ではなく3週間にわたって行い、試行錯誤の時間も保障している。
A5判、192ページ。定価2200円。同社ホームページ(https://www.meijitosho.co.jp/)からネット購入できる。