英語スピーキングテストの入試活用が正式決定 都立高校
2面記事 東京都教委は先月、令和5年度都立高校入試での英語スピーキングテストを活用することを正式に決めた。同テストは都内の公立中学生約8万人を対象に実施され、都立高校入試の総合得点に加算される。9月時点で約95%の生徒が受験を申し込んでいる。
都教委の英語スピーキングテストは11月27日に実施。A~Fの6段階で評価し、20点満点で総合得点に加算する。
都教委は先月の定例会で令和5年度都立高校入試の実施要項を公表した。学力検査と調査書に同テストの結果を加算すると、1020点満点となる。既に約7万6千人が申し込んでいるという。
同テストを巡っては、9月に開会した都議会で合否判定に活用しないよう求める条例案が提出されていた。
都教委の担当者は定例会で「来年度入試の実施要項を踏まえ、着実に準備を進めていく」とした。