大学入試で英語「話す力」利用 外部検定活用も
2面記事文科省が事例集
文科省が先月まとめた「令和3年度大学入学者選抜における好事例集」では、英語のスピーキング力を合否判定に導入した16大学などを収録し、インターネット上で公開(https://www.mext.go.jp/nyushi/)している。多くは、アドミッションオフィス入試型(総合型選抜)で活用しているものだが、大規模なものでは、東洋大学の方式を紹介。一般選抜の中で、外部検定試験の成績を提出できることとしている。換算方法も事例集に掲載している。
東洋大学の場合は、独自の英語の試験もあり、外部検定試験を受けなくても受験できる。受験する人の経済的負担を考慮し、外部検定試験を使って合否判定を受ける場合、受験料を減額する仕組みも設けている。