特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」開催中
4面記事東京藝術大学大学美術館
東京藝術大学大学美術館は特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」(主催=東京藝術大学、宮内庁、読売新聞社)を2022年8月6日(土)から開催している。
本展では、宮内庁三の丸尚蔵館が収蔵する皇室の珠玉の名品に、東京藝術大学のコレクションを加えた多種多様な82作品を通じて、「美の玉手箱」をひも解き、日本美術の豊かな世界を展観する。
小野道風、狩野永徳、俵屋宗達、尾形光琳、高村光雲、横山大観など圧巻の作品を展示。美しい絵画から愛らしい置物まで作品を4つのテーマに分け、わかりやすく紹介する。
三の丸尚蔵館は、1989年に天皇陛下(現在の上皇陛下)と皇太后陛下(香淳皇后)が、昭和天皇のご遺品を国にご寄贈されたことに始まる。1992年に皇居東御苑内に建設され、翌93年に開館。現在約9800点の美術品類を収蔵している。
本展は、昨年、三の丸尚蔵館の収蔵品として初めて国宝に指定された5作品を国宝指定後初めて公開する機会となる。
また、作品解説だけではなく「蒔絵・螺鈿」「やまと絵」などの日本美術を鑑賞するために欠かせない伝統技法や作家紹介などの解説も配置する。
※会期中、作品の展示替えおよび巻替えがある。
【展覧会概要】
名称
特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」
会期
8月6日(土)~9月25日(日)
※休館日は月曜日。ただし、9月19日(月・祝)は開館。
会場
東京藝術大学大学美術館(東京都台東区上野公園12―8)
開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
※入場方法等は変更になる場合あり。詳細は公式サイトを確認